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長野県塩尻市

6万人都市で学ぶ!稼げるまちなかビジネスの作り方ーまちの資産収益化プロジェクト!

団体名

地域コーディネーター/塩尻市役所 

フィールドワーク日程

・フィールドワーク1:10/2(金)~4(日)
・フィールドワーク2:12/4(金)~6(日)

地域の課題・受入の背景

◆◇塩尻市とは
塩尻市は、昭和34年に市制を施行し、平成17年に木曽郡楢川村を編入合併。人口 67,670人(2010年国勢調査)、目指す都市像として「確かな暮らし、未来につなぐ田園都市」を掲げています。
本市は、長野県のほぼ中央に位置し、面積は約290.18 平方キロメートル、北アルプス、中央アルプスの山並みを背景に田園風景が広がる、清浄な水と緑に囲まれた歴史あるふるさとです。また、交通の要衝で、鉄道はJR 中央東線・西線及び篠ノ井線が通過するとともに、主要幹線道路は、長野自動車道のほか、一般国道19 号、20 号及び153号が通過し、分岐点にもなっています。
農業は、都市近郊型の利を生かして、野菜と果樹の生産体制が形成され、レタスを中心に豊富な種類の野菜、ブドウ、リンゴ、ナシ等が栽培され、特に、欧州系ブドウを原料とするワインの醸造は、国際的にも高い評価を受けています。
 林業は、豊かな森林資源を活用し、産業の活性化と森林の再生を図るとともに、木質バイオマス発電等、熱資源の利用による循環型社会の形成へと可能性を広げています。 基幹産業の製造業は、最先端の技術、人材、拠点施設等が集積し、高い製造品出荷額を誇るなど、市内産業を牽引しています。また、400 年以上の伝統を誇る木曽漆器は、今なお、その伝統技術を継承し、地場産業として栄えています。観光では、奈良井宿、平出遺跡などの歴史的・文的遺産、観光と農業公園など、自然と都市が調和した都市として発展が期待されています。


◆◇地域課題とは
 塩尻市は全国で2番目に地方版総合戦略(まち・ひと・しごと創生総合戦略)・人口ビジョンを2015年3月に策定しました。塩尻市の人口は、2005年の68346人をピークに減少へ。
 塩尻市の基本戦略は、目指す都市像「確かな暮らし 未来につなぐ田園都市」を実現し、30年後も選ば れる地域をつくるために展開するものです。その成果を測る 最上位の指標として総人口を掲げています。今後、本市においても、人口減少、高齢化が進行していき ますが、生産年齢人口を中心とした政策的誘導を促進し、2023年(平成35年)の人口65,000人 以上を目標指標に定め、地域の活力を維持していきます。
 さらに、適正な人口ピラミッドを目指すべく、子育て世代に選ばれる地域になるために、現状と課題を把握し、アクションプランの策定し、実際に移住定住施策を実行していくことが必要となってきています。

参加者に特にすすめたいその地域にしかないイチオシのポイント

本プログラムでは各地、課題解決に取り組む中小企業1社が挙げられております。
5か月を通じてチームと共に、その企業への課題解決・経営革新に向けた提案を練り上げます。
地域の特色ある、そして熱意あるイチオシの企業となっております。
是非チェックしてください。
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◆◇本プログラムを通じて皆さんが課題解決に取り組む中小企業

企業名:株式会社しおじり街元気カンパニー
代表者名:小松 直
従業員数:4名
設立年度:平成23年
業種:その他のサービス業
HPアドレス:https://www.facebook.com/shiojirimgc?fref=ts

 塩尻市の活性化を目的に、塩尻市・塩尻商工会議所・塩尻市振興公社をはじめ、地域の住民が出資し設立されました。「まちづくり」のための収益事業を手掛け、そこで得られた利益を、更なるまちづくりに再投資する事を命題にして活動しています。
 現在は市の指定管理業者として、塩尻市営駐車場の運営管理を行っています。更に市民交流センター「えんぱーく」へのテナント誘致、空き店舗再生事業、街をデザインするイルミネーション事業などに取り組んでいます。

◇考えれる企業課題
 設立間もないため、現在主要な収益確保事業が駐車場運営管理となっています。市の指定管理業務を外れた後の主たる収益確保事業の展開が当面の課題です。また、中心市街地の活性化だけではなく、塩尻市全体が活性化するための事業計画を行っていますが、企画・プロモーションがまだまだ未熟で、市民の皆様へのアピールが不足している点が現状です。

プログラム・アカデミー生に期待すること

◇企業担当者からのメッセージ
株式会社しおじり街元気カンパニー/岡本 市朗さん

社名のとおり、弊社は「塩尻市を元気に!」という思いで日々業務に励んでいます。「街の活性化」のために、自ら課題を見つけ、周囲の方々と協力し合い、それを解決していくという、一民間会社ではなかなか味わえない、やりがいのある仕事をしています。今回の参加者の皆様、「とんでもない」アイデアを、一緒に考えていきましょう!

参加者へのメッセージ

◆◇コーディネーターより
いつかは地域に移住したいと思う若者が、東京にいながらにして「塩尻市」の課題解決にコミットできるプログラムです。塩尻市は過去3年連続して、本プログラムに参画し、12名の地域イノベーター生が現在もなにかしらの関わりを持ち続けています。昨年は参加者の一人の女性が東京から信州へIターン。今回は先輩イノベーター生として参加していただく予定です。
6万人都市で学ぶ!「稼げるまちなかビジネスの作り方」「まちの資産収益化プロジェクト!」を一緒に実現しましょう!

(コーディネータープロフィール)
塩尻市役所企画政策部企画課シティプロモーション係 主任
空き家プロジェクトnanoda 代表 /山田 崇さん
 1975 年塩尻市生まれ。千葉大学工学部応用化学科卒業。
 「地域の課題を想像で捉えるのではなく、実際に住んでみないと商店街の現状・課題は わからない」と、地元塩尻の"大門商店街"に空き家を借り、可能な限り閉まってしまったシ ャッターを開ける。そんな空き家/空き店舗を活用した「空き家から始まる商店街の賑わ い創出プロジェクト nanoda(なのだ)」を 2012 年 4 月より開始。
http://www.shiojiring.jp/空き家プロジェクト-nanoda/
 「公務員が元気なら、地域は絶対元気になる」と、その熱に巻き込まれたメンバーと共 に、nanoda を拠点に多様な活動を実施。人と人、人と地域をつなげる。

 2014 年 1 月「地域に飛び出す公務員アウォード 2013」大賞を受賞。
http://t-k-award.sakura.ne.jp/2013/index.html
 TEDトークでの動画「元ナンパ師の市職員が挑戦する、すごく真面目でナンパな「地域活性化」の取組み」が話題に。 http://logmi.jp/23372

東京までの交通手段

主な交通手段 トータルの所要時間 必要金額
東京ー(JR)-立川ー(特急)―茅野ー(JR)-塩尻 3時間(片道) 7000円(片道)
新宿ー(バス)-塩尻 3時間(片道) 3500円(片道)